■ ID | 492 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 最終処分場の有害物質の安全・安心保障 その2「内部保有水水質制御」 |
■ 著者 | 小野雄策
埼玉県環境科学国際センター 磯部友護 埼玉県環境科学国際センター 成岡朋弘 埼玉県環境科学国際センター 長谷隆仁 埼玉県環境科学国際センター 川嵜幹生 埼玉県環境科学国際センター 長森正尚 埼玉県環境科学国際センター 渡辺洋一 埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 山田正人 (独)国立環境研究所 遠藤和人 (独)国立環境研究所 小野芳朗 岡山大学大学院 |
■ 出版元 | (社)廃棄物資源循環学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第16回廃棄物学会研究発表会、平成17年10月31日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究は、廃棄物の質を管理することによって安定化を促進し、廃棄物層内から溶出する汚濁した内部保有水を中間覆土層で浄化するシステムを提案することが目的である。
現代の日本の埋立廃棄物は、ほとんどがアルカリ性を示すことを各種廃棄物により論じた。このため、廃棄物からの溶出有機物はアルカリ抽出物質であることが分かった。これらを安定化させるためには、コンポストのような良質の有機物と混合し中性化する必要があることを室内実験により示した。
また、廃棄物から溶出する各種化学物質を捕捉浄化するシステムとして浸透性反応壁(Permeable Reactive Barrier)を利用したシステムを提示した。このPRBは、地域土壌を利用したもので、特に含鉄土壌に鉄分を加え、浸透性能を上げたBarrierを形成したところ、重金属類だけでなくホウ酸やクロム酸もこのBarrierに捕捉されることが分かった。 |
■ キーワード | 廃棄物処分施設、有害物質、安定化、透水性、溶出試験、浄化、浸出液、水質管理 |
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